2012年4月5日木曜日

先輩の言葉

三日坊主とはよく言ったもので、まだ三日目だというのに
こんなにアルコールを飲んでしまった体では、うまく動かすことが実に困難である。
キーをうまくタイプ出来るか分からない、とまぁ、そんな夜もあるだろう。

とても眠い
とても疲れている
とてもやる気が出ない
もう書くことが無い
なんのためにやっているのか釈然としない


自分を、自分のやる気を削ぎ落す言葉や意思が
この世には、どうしたことかあふれているので、時に困る。


さて、つい先日友人が突然ブログを閉鎖していたのでtwitterで聴いてみたら
新しいブログに移行したとの回答を得た。

移るなら移るでダルビッシュみたいに報道陣を前に会見かなんかを開いて
しっかりと移籍先を示してもらいたいものだ。

彼は以前にも東京からこつ然と姿を消して、次に連絡をとった時にはなんと
地元大阪に戻っていた、なんてことがあった、そんな友人である。
正直に書くと、今回も「またかぁ」
「また僕に何も言ってくれずに去っていってしまったのかぁ」という
寂寞の思いが一巡し、感慨に耽った僕は少し戸惑ったものだった。


友よ、行くときはせめて声をかけてくれよな。
あんたもさみしい、僕もさみしい、こんな思いをお互いが持たなくたって
せめてどちらか片方だけでいいではないか。


昔、僕は中学生の頃はテニス部に所属していた。

その時たまたま僕は、先生にこっぴどく叱られているA先輩のことを見て、
「ああー、怒られてる怒られてる。ひゅーひゅー」なんていって騒いでいたら

一つ上の大下先輩がそんな僕を見かねてか、僕に言った。

「おい、お前、人のことちゃうぞ。
自分に言われてると思って聞いとけよ」

って、すました顔して僕に言った。

地元の福井県は名田庄村は山に囲まれているけれど、
それでも太陽は精一杯のオレンジ色で先輩の頬をそっと橙色に染めあげた。


その時かな、僕が『人のふり見て我がふり直せ』って言葉を頭ではなくて体で感じたのは。

先輩に言われたときは「こんちくしょうー、偉そうに」って、
なぜだか怒りに似た感情が先に体の芯の方に直接的に働きかけたのだけれど、
そのあとで冷静に考えて、やっと理解できた。

僕がされて嫌なことを、人にしないようにしよう、と。
人の行いをよく見て、自分に置き換えて考えてみよう、と
黄昏時の中、そう心に決めたのであった。


あれからもう13年ほど経ってるけど、何故だか先輩の言葉は心に深く横たわっていて
その場を他の何かにあけ渡そうとはしないようである。


「おい、お前、人のことちゃうぞ。
自分に言われてると思って聞いとけよ」

だから僕は、自分がされて嫌なことを、人には極力行わないようにしているのである。

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